2014年10月28日火曜日

秋が美しいことを、あらためて思い知らされています。


美瑛にやって来て8回目の秋を過ごしています。わけもわからぬまま過ぎて行った2007年、そして仕事のピークを終えて静かな季節を迎える嬉しさが忘れられない2008年と9年。秋にもお客様にいらしていただいて、ちょっぴり忙しさも増えてきた2010年以降。
それでも夏のあわただしさに比較したら、景色を眺めてため息をつく時間は圧倒的に増えます。

それでこの2014年の秋、あまりにも美しい美瑛に心奪われる毎日です。今年の夏は全国的に、比較的マシな暑さだったと思います。美瑛は、そうですね、平年とあまり変わらなかったように思います。でも、十勝岳や旭岳の雪解けは早かったですね。アスパラの最盛期もかなり早くやって来ました(終わるのも早かったですね)。
方や初雪の便りは27日現在まだです(28日がその気配ありですが)。まぁそんな今年の気候の中、今年の秋は紅葉が(黄葉かな)、思いのほか鮮やかなんですよね。見とれてしまう。案外今までもそうだったのかもしれませんが、どういうわけか今年の秋色には目が奪われてばかりいるこの頃です。

カラマツが黄金色に輝きだすのに、あと5日ほどですが(すでにけっこう色付いてきましたが)、今綺麗なのは白樺です。畑には秋まき小麦の緑が映えて、その背景に白樺の黄色が燃えるよう。ホントに鮮烈なほどのインパクト。有名なあの丘や、例のあの木も確かに綺麗ではありますが、この秋何度も撮っているのは名もない丘や、名もない場所の光景です。
ここ数年、有名な木のある場所はトラブルが絶えずちょっとしたニュースにもなっています。つまり畑へ入ってしまう人がいるために、畑の(かつ木の)所有者が、とても困っている現実があります。重い腰を上げた町行政は、パトロール員の倍増(5人から10人へ)、さらにはボランティアによる巡視員を募集し、およそ20人が登録されました(そのうちの1人は僕でーす)。こういったトラブルに関しては、いずれここで思うところを記してみたいと思いますが、今日は美しい秋へ皆さんをご案内したいですね。

もっともどこの場所かを詳しくご説明するのは少々無理がありますので、せめて美しい画像を見ていただけたら・・・。
この煌めく秋の美しさは、カラマツがオレンジになるまでしばらく楽しめそうです。そうですね、あと2~3週間はいいんじゃないでしょうか。カラマツの葉がすっかり落ちる頃、美瑛は今年も真っ白い世界へと移り変わって行くことでしょう。

ついに標準域のレンズを手に入れました♪

そもそも長い間、標準域のレンズがないままにやり過ごしてきました。ある範囲でどうにかこうにかやってきたわけです。で、手持ちとしてあるレンズは広角側から
・17_40mm F4L。
・50mmマクロ F2.5。
・100mmマクロ F2.8。
・70_200mm F4L。
もともとは24-85mmのEFレンズを持っていました。けれどもこのレンズ、カメラを替えると共に、写りに不満が募るようになりました。それは周辺部が少し汚いのと、色のりがあっさりしすぎていたから・・・。上記の17-40mmを手に入れて以降はほとんど使わなくなり、新しくデジタル1眼を始める知人へ、無いよりははるかに便利と思ってプレゼントしてしまいました。

それで普段のレンズの使い方としては、17_40で短いときは70_200に替える。それで長すぎる時は50mmマクロに再度交換。それでもビミョーにうまく合わない場合は、自分が前に行ったり下がったり・・・、です。そもそも50mmという基本中の基本のレンズがマクロってところも何と言うか、無いなりに凌いでいるわけでありまして、合焦の遅さ含めて問題は山ほど・・・。
うーん、40~70mm(できれば25~75mmくらい)をカバーするレンズが欲しい!これはもうずっと(美瑛にやってきた2007年以降)思っていることで、あれこれ候補を挙げながら迷っていたことでした。候補と言うのは
キャノン純正品では
・24_105mm、F4L。
・24_70mm、F2.8LⅡ。まぁこれは価格的に「あこがれの」域を出ません。
・24_70mm、F4L。新しいレンズですね。
・20_105mm、F3.5_F5.6.これも最新のレンズ(現時点で発売前)。
シグマの
・24_105mm、F4DG。
・24_70mm、F2.8IFDG。
の何と6本。で、最終的に絞ったのはシグマの24_105F4DGと純正24_105F4Lの2本です。純正の安心感を取るか、シグマのハイクォリティ、ハイコストパフォーマンスを取るか・・・みたいなところで、それほどカメラのトラブルに自信のない僕としては、純正がいいかな・・・と言う気分ではありました。最長が70mmよりは、105まであると断然無理が効きます。トレードオフとしての画質低下をどこまで許容するか。そこで気になるのは24_70F4Lですが、マクロ機能つきでとても便利に仕立てられていて魅力的。ただし出た端でそれなりのお値段と言うところがひっかかります。

いちおう24_105F4Lに狙いを定めていたところ、ネット以外ではよく使うカメラのキタムラ旭川神楽店に中古が入ったのを見つけました。モノも良さそうなので見に行ってみると、やはりすごい傷と、ボディ装着側にキャップがないなど(購入するなら付けます、とのことでしたが)踏み切れません。で、お隣にあるのは最新の24_70F4Lのピッカピカの新古。えー、もう出ているの・・・?さらにはこのレンズ、キヤノンの気合の入り用は半端ではなく、来年早々まで3万円のキャッシュバックを新品にはしています。うーん・・・どうしたものか。24_105mmもいいけど、最新の20_70mmの方がキャッシュバック含めば随分安価。真新しい中古はさらに1万円安価・・・。
せっかく来たんだから試し取りをさせてもらうと、やはり24_70mmが、手振れ補正で1歩優れていることも判明!うーん、迷うなぁ。


一瞬迷いが晴れて、この出会いがしらの真新しい24_70mmの新古を購入することに・・・。カミさんからはいきなりで大いに呆れられる始末ではあったけれども、僕としては7年前からの積年の思いをやっと解消できることに。
帰路も「これで革新的な素晴らしい写真が撮れるの?」と揶揄されながら、大きな散財をしたのでこれも仕方がない・・・と思うことに。カミさんへはちょっとオシャレなカメラバッグを購入。

いずれにしてもいい写真が撮れることを祈りつつ(祈ってばかりいてもダメなことは判ってはいるつもりなんだけどな・・・)。