2017年11月17日金曜日

クルマを購入して、半年がたちました。

納車は、4月下旬(中旬に近いけど)。なんでも新車登録は3月末(2016年度末)にしてくださいと、その代り値引きがんばりますって言うので、半月程度のことなら値引きの方がいいやと気にすることもなく請け負って・・・。でも、今思うとスバルさん、出荷検査に無理があって今に至っているかもしれませんね。大丈夫(何事もない)とは思うんですけどねー。

で、半年たちました。ウチのクロスオーバー7君。大雑把に書きますと
【気に入ったところ】
運転席から各種の操作系のやりやすさ。
3列目のシートの折り畳みやすさ。
燃費(2500c.cのガソリン車でも、今時こんなに走るのか)。
視認性。
視認性の一部かもしれないけど、バックカメラ兼ナビの使いやすさ。
すわり心地(いいシートです)。

【残念なところ】
シート生地の関係で、冬、盛大に静電気が発生する。
後輪のサスペンションの、ややふわふわして落ち着かない様子。
エンジンのパンチが僅かに足りない。
アイサイト・システムのご注意がうるさい。
  →これ、オフの仕方が判りません(泣)。

と、書けばこんな感じです。で、一番遠くまで行ったのは、三笠&岩見沢のワイナリーまで。往復で350kmってところでしょうか。今まで乗り継いできた車の中では一番視界が高い位置にある車で(全高1670mm。SUVってことになっているしね)、シートのすわり心地も良くて、その点は疲れ知らず。燃費だってここまで来ると、文句言わない(今の愛車たちは大飯食いだし)。
一方で、ネガな部分もないことはないので、少し。まず、私の運転技量から来ることを承知の上で言ってしまうと、少々エンジンに瞬発力(パンチ)が足りない。一般国道の山岳部(つまり、曲がりくねりがあるので、あんまり長いストレートが無い)で、ちょっと遅い先行車に追いついてしまうと、なかなか抜けない。エンジンの最大出力って言うよりは、中間回転域のトルクの出がマイルドなのです。モードをS#という一番スポーツのモードにしても元気よく追い抜き(せんでもいいか?)したくはならない。シャシのしつけも、ガチガチで剛性感みなぎるわけではないので、そこも追い抜き躊躇させる要因ですね。もしもの時に急ブレーキ踏んだらどうなるかなぁとか思うと、ますます自信なくなる(追い越さんでもいい!でしたね)。

そもそもクロスオーバー7のプラットフォームはたぶんスバルで一番古いんじゃないかと思う。旧型レガシーを流用しているはずです。でもって、十分優秀だとは思うものの、アイサイト・システムも1世代前のものを装備。エンジン回りは最新版を共有していると思われるので燃費には著しい進化があるけれども、全体にはちょっと古いパーツを集めて作った車種なのですね。
もちろんそこに決定的な不満はないし、無理な追い越しを試みたりしなければ、サスペンションセッティングもうまくやられていると思う(そこそこにスポーティで、乗り心地も快適な、いい落としどころ)。当方の使い方(主に5人ほどのお客様を送迎する)からしたら、実に有難いクルマなのです。5人乗りだと、お客様5人は運べませんからね!


11月1日、スバルリリースのニュースによると、このクロスオーバー7、来年3月末をもって生産中止が決まったそうです。受注は12月18日までとのことですから、あと1か月ってところですか・・・。久しぶりに背伸びして買った新車が、早くも廃版になるのは寂しいですが、スバルも今のプラットフォームを使い続けるわけにも行かず、新プラットフォーム(SGA)投入するほどマーケットが見込めず、全社的に売れまくっている最中で、アウトバックやXVやレヴォーグにリソースを集中せざるを得ないのでしょう。
そう言えば、トヨタからもアイシスの販売満了のお知らせが来ていました(ってことはたぶんウィッシュも同時に無くなるね)。3列シートのクルマが、またひとつ市場から消えて行きます。これって昨日書いた「絶食男子」に関係しているよね、きっと。結局のところ、日本には3列シート(7人乗り)のクルマの出番が、間違いなく減って来ているってことだと思います。

もし、7人乗りのSUVをご希望の方がいたら、少し急いでディラーに行った方がいいかもしれません。

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